医療レーザー脱毛

医療レーザー脱毛

Laserとは?

Light Amplification by Stimulated Emission Radiationの略で、特殊な装置で発生させられた、非常に高いエネルギーを持った人工の光のことです。
レーザーには、
1)全て単色
2)平行に同じ方向に進む
3)集光性が高く、特定の色に反応する
といった性質があり、これらの性質を生かして、工学や医療の現場で広く利用されています。
<施術によるリスクと副作用:毛穴の腫れ>

脱毛の歴史

ハーバード大学ウェルマン皮膚研究所からスタート
1994年 Qルビーレーザーの使用が開始される
1995年 ダイオードレーザーの使用が開始される
1977年 脱毛用ダイオードレーザーが
FDA(アメリカ食品医薬品局)に認可される
1999年 永久脱毛の治療開始

レーザーによる永久脱毛の歴史は長くはありません。
その中でも、より多い症例を治療した経験と実績のある信頼のおけるクリニックでの治療をおすすめします。

当院では、開院以来7年間に渡り多数の脱毛症例を経験しております。
過去の症例を分析し、より安全で効果的な脱毛治療をご提供させていただけるよう、日々研究しており、また、医師、看護師によるディスカッションを設け、施術に関わるスタッフの技術、知識の向上を図っております。

上部へ戻る

脱毛器の種類

  1. アレキサンドライトレーザー(755nm )

    従来から使用されている安全性の高いレーザーです。
    メラニンの吸収率が高いので、非常に効果的な脱毛が可能となります。
    個人差や部位に合わせた照射プログラムを適用し、体中ほとんどの部位、あらゆる毛質、肌質に対応可能となりました。

  2. ダイオードレーザー(800nm)

    大きな照射口径で一度に広範囲の処理が可能です。
    アレキサンドライトレーザーに比べ、より高い出力が出せます。

  3. YAGレーザー(1064nm)

    YAG(ヤグ)レーザーは非常に強力な赤外線を放出するレーザーです。

アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーは、いずれも日本の厚生労働省に相当する、アメリカ食品医薬品局(FDA)が、その効果と安全性を公認している機器です。
部位や毛質、肌質などの個人差に応じた照射プログラムで、短時間、短期間での脱毛が可能となりました。当院では、アレキサンドライトレーザーを採用し、開院以来、数多くの脱毛症例を経験しております。

アメリカ電気脱毛協会(AEA)による永久脱毛の定義

治療終了後一ヶ月後の発毛率が、治療前の20%以下なら永久脱毛できているとする。

当院では、定義における永久脱毛に近づけるべく、患者様お一人お一人の肌に合わせたプログラムで施術しております。
脱毛治療は、実地で経験を積んだ熟練したスタッフが施術いたします。
まずはカウンセリングにてお肌や毛の状態を診察し、テスト照射を行って機械の出力を設定していきます。

1クール終了後の経過には、個人差が多分にあります。
元々の毛質、毛量によって効果の出方に個人差が出ることがあります。
詳しくは、スタッフにお尋ねください。

上部へ戻る

医療レーザー脱毛のしくみ

医療レーザー脱毛は、特定の色にのみ反応するというレーザーの特徴を生かした脱毛方法です。
希望の部位にレーザーを照射すると、毛根にあるメラニン色素に選択的に光エネルギーが吸収されます。
光エネルギーが熱エネルギーに変換され、熱変性を起こした毛の成長が阻害されていきます。

医療レーザー脱毛のしくみ

上部へ戻る

毛周期について

体の毛は、毛周期(hair cycle)という一定の周期で生えかわっています。
レーザー脱毛は、成長期と退行期には効果がありますが、休止期には効果がありません。
そのため、一回だけレーザー脱毛を行っても、治療時に休止期にあった毛は治療の対象外になってしまいます。
毛周期を考慮しながら、脱毛のスケジュールを立てていきます。

毛周期について

上部へ戻る

発毛の原理

毛は、毛を生やす工場である毛乳頭から生えています。毛には皮脂腺や筋肉といった付属器があり、それらは毛乳頭を調節するコントロールセンターの役目を果たしています。
医療レーザー脱毛では、毛を生やす工場である毛乳頭を破壊していきますので、脱毛効果が得られます。

発毛の原理

上部へ戻る

治療に関して

妊娠中の方、過度な日焼けをなさっている方、脱毛治療にリスクを生じる既往症のある方などは、治療ができない場合があります。
また、ご予約時に毛抜き処理等のご注意をさせていただきますので、治療直前の毛抜き処理はお控え下さい。
治療は個室専用ブースで女性スタッフが行います。医師は肌の状態や治療経過の中で、適時診察やアドバイスを行います。
レーザー照射中は、冷却された空気を皮膚表面に吹き付けることで熱傷のリスクを減らし、痛みを緩和します。
痛みを強く感じられる方には、外用麻酔剤をお勧めすることもございます。
治療のインターバルの目安は、顔の場合は6週間、体の場合は8週間です。
治療終了の目安については、設定コースを参考にしていただいておりますが、効果の出方には個人差がありますことをご承知ください。

上部へ戻る